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MAO FILMSの写真

MAO FILMS

「長野で挑戦する企業を、 クリエイティブで支える」

「長野から、心を動かす映像を。」——高校時代のYouTubeから、ローカル局初の連続ドラマへ。MAO FILMS 荒井真生の歩み

長野市・善光寺門前の西之門町に拠点を置くMAO FILMS。代表の荒井真生さんは、企業PR映像やテレビCM、そしてNBS長野放送初の自社制作ドラマ『LOVE SWITCH』まで、ヒアリングから企画・撮影・編集・納品までを一貫して手がけるシネマトグラファー・ディレクターです。「作ることより、伝えること」を掲げる荒井さんに、映像との出会いから独立の経緯、仕事のこだわり、そして長野の未来に向けた構想まで、じっくり伺いました。

01原点は、友だちに見せたかった高校時代の動画

── 映像制作に興味を持ったきっかけを教えてください。

きっかけは、高校生だった2012年頃です。当時は「YouTuber」という言葉が今ほど一般的ではありませんでしたが、高校生活の思い出を自分で動画にまとめてYouTubeにアップし、身近な友人たちに共有して楽しんでいました。撮影した素材をつなぎ、音楽を付けて一本の動画に形にしていくことが純粋に楽しくて。同時に、自分が作った映像を見て友人が喜んでくれることに大きなやりがいを感じていました。振り返ると、この頃の経験が映像制作の原点だったと思います。

── そこからどのような道のりで独立に至ったのでしょうか。

高校卒業後は情報分野を学べる短期大学校へ進学し、卒業後は企業に就職してWeb制作の事業に携わりました。ホームページの制作や運用を経験する中で、企業の魅力を伝えるには文章やデザインだけでなく、映像もとても相性が良いと感じるようになったんです。そこでWeb制作と組み合わせる形で、社内に映像制作の事業を立ち上げました。最初はWeb制作の一つの手段として始めた映像でしたが、次第に撮影や編集、企画そのものへの比重が大きくなり、映像単体でご相談いただく機会も増えていきました。そうした中で、より自分自身でお客様と直接向き合い、企画から撮影、編集まで責任を持って取り組みたいという思いが強くなり、2022年に独立してMAO FILMSを立ち上げました。高校時代から根本にあるのは「誰かに見てもらい、気持ちや魅力が伝わるものを作りたい」という思いです。対象が友人から企業や自治体、地域へと広がった今も、その気持ちは変わっていません。

02MV撮影での偶然の出会いが、テレビドラマにつながった

── 会社を辞めて独立するのは大きな決断だったと思います。不安はありませんでしたか。

毎月安定した収入がなくなることや、継続して仕事をいただけるのかという不安は大きかったです。十分な案件数や売上が確約されていたわけではないので、「絶対に成功できる」と確信して独立したというよりも、これまで培ってきたWeb制作と映像制作の経験を生かして、まずは自分で挑戦してみたいという思いの方が強かったと思います。その中で大きかったのが、現在も協業しているパートナーとの出会いです。お互いの得意分野を生かして相談し合える環境ができたことで、独立後の活動を具体的にイメージできるようになりました。独立すると一人ですべてを背負うイメージもありますが、相談できる相手が身近にいたことは、精神的にも実務的にも大きな支えになりました。

── そのパートナーの方とは、どのように出会われたのですか。

実は、仕事上のつながりから知り合ったのではなく、友人が活動しているバンドのミュージックビデオを撮影した際に出会いました。当時は映像制作の実績を増やしたくて、その一環として友人のバンドのMV撮影をしていたんです。たまたまその撮影現場に現在のパートナーが居合わせて、ご挨拶をしたのが最初のきっかけでした。そこから少しずつ話す機会が増え、案件によって相談したり、それぞれの強みを生かして協力したりする関係へと発展していきました。今は西之門の同じオフィスをシェアしていますが、同じ会社ではなく、それぞれ独立した事業者として、案件ごとにお互いの得意な部分を補い合っています。実績づくりのために自分から行動して現場に出たことで新しいご縁が生まれたという意味でも、印象に残っている出会いです。

── その出会いが『LOVE SWITCH』につながっていくのですね。

はい。そのパートナーが、実は『LOVE SWITCH』の監督を務めています。友人のバンドのMV撮影で偶然出会った方と、その後一緒に大きな番組制作に携わることになるとは、当時は想像もしていませんでした。独立した直後はまだ十分な案件や実績がなかったので、二人でさまざまな場所へ足を運び、実績づくりを目的とした映像作品を自主的に制作していました。すぐに売上につながる仕事ではありませんでしたが、作品を作り続けることで技術や表現力を磨き、少しずつ企業PR映像などの案件をいただけるようになっていきました。その積み重ねの先にあった大きな起点が『LOVE SWITCH』でした。この作品をきっかけに、MAO FILMSとして携われる仕事の規模も幅も大きく広がりました。

── 制作で特に大変だったことは何でしたか。

何か一つのトラブルというより、制作のほぼすべてが初めての経験だったことです。ローカル局で連続ドラマを制作すること自体が全国的にも初めての試みで、監督をはじめとする制作陣も、ドラマ制作に本格的に携わるのは初めてでした。既存のやり方をそのまま参考にできないので、一つひとつ試行錯誤しながら進めました。キャストの募集、ロケ地の選定や交渉、スケジュール調整、撮影当日の進行管理まで、工程は本当に多岐にわたります。印象に残っているのは、撮影当日に機材トラブルが発生してスケジュールが大幅に押してしまったこと。その場で撮影の順番や方法を組み替えて、限られた時間で必要なシーンをどう撮り切るか、チーム全体で判断しなければなりませんでした。撮影後も、放送尺や音声、テロップなどテレビ放送の規格に合わせた編集という、普段の企業PR映像とは異なる大きな挑戦がありました。大変なことも多かったですが、制作陣全員で考えて乗り越えながら作品を完成させた経験は、非常に大きな財産になっています。

ドラマ撮影中の様子
ドラマ撮影中の様子

03一人で完結できて、必要なときはチームを組める

── 改めて、MAO FILMSはどんなお仕事をされているのか教えてください。

主に長野県内の企業や店舗、自治体、地域で活動されている方々を中心に、映像や写真、ホームページ、SNSなどを通じて、その方たちが持っている魅力や想いを届ける仕事をしています。企業のPR映像や採用動画、テレビCM、建物や商品の撮影、イベントの記録映像、ホームページ制作、SNSの発信支援など内容はさまざまですが、共通しているのは「自社の良さをうまく伝えられていない」「採用や集客につなげたい」という課題をお持ちの方が多いこと。私は、単にきれいな映像や写真を作ることが仕事だとは考えていません。まず、その企業がどんな想いで事業をされているのか、誰に何を伝えたいのかをしっかりお聞きして、目的に合った伝え方をご提案しています。最終的に届けたいのは、映像そのものというより、その企業や地域の背景にある人の想いや魅力です。売上の柱は映像制作で、特に企業PRや採用に関する映像が多く、年間の案件数は映像・写真・Webなどを合わせておおよそ40〜50件です。ご依頼のきっかけとして最も多いのはご紹介で、制作物や仕事の進め方を知っていただいた上でつないでいただけるのは、とてもありがたいご縁だと感じています。

── ホームページには「すべての工程を一貫して担当」とありますが、実際はどのような体制なのでしょうか。

「一貫して担当する」というのは、必ずすべての作業を一人だけで行うという意味ではなく、最初のご相談から納品まで、私自身が責任を持って窓口となり、制作全体を把握した上で進行するという考え方です。比較的小規模な企業PR映像やインタビュー撮影、店舗・建築物の撮影などは、一人で撮影から編集まで対応することが多いです。一人で進めることで意思決定が早く、ご要望にも柔軟に対応しやすい。一方で、テレビCMやドラマ、照明や音声を専門的に作り込む案件では、それぞれの分野を得意とする外部スタッフとチームを組み、私が企画や演出、撮影、編集、全体のディレクションを担います。一人で対応できる機動力と、必要なときに体制を広げられる柔軟さの両方を持っていることが、MAO FILMSの特徴だと考えています。大手のように工程ごとに担当が分かれていない分、お客様の意図や現場で感じたことを、途中で途切れさせることなく制作に反映できるのも強みです。

── スピード対応の事例で、印象に残っているものはありますか。

イベント当日に上映・公開するエンドロール映像の制作です。イベントの進行中に撮影を行い、その場で素材を整理しながら編集を進めて、終盤までに一本の映像として仕上げます。撮影から納品までが同日なので、構成をじっくり考える時間も、後日修正する余裕もほとんどありません。だからこそ事前にイベントの流れや見せ場を把握し、「どの場面を必ず押さえるか」「どんな順番で見せるか」を組み立てた上で現場に入ります。イベントの最後にその日一日の出来事が映像として流れると、参加者の方にその場の熱気や感動を改めて感じていただけます。スピードだけでなく、その場の空気や感情が冷めないうちに届けられることに、大きな価値があると感じています。

── 機材や設備へのこだわりも教えてください。

映像制作では、SONYのシネマカメラ「FX6」を中心に、A7シリーズのカメラや複数のレンズ、照明、音声機材などを使用しています。FX6は明るい場所から暗い場所まで幅広く対応でき、人物の肌やその場の空気感を自然に表現できる、中心となる機材です。ただ、機材が大きいほど良いという考えではなく、機動力重視の撮影か、照明や音声まで作り込む撮影かによって最適な組み合わせを選んでいます。必要に応じてドローンでの空撮も行いますし、長野駅から徒歩圏内のレンタル撮影スタジオ「STUDIO SAVANNA」には広報面で協力していて、内容によってはスタジオでの撮影もご案内できます。高性能な機材を使うこと自体が目的ではなく、企業や商品の魅力を最も伝えやすい形にするために、必要な環境を整えられることが制作を支えていると考えています。

04成果が期待できない提案はしない

── 数ある制作会社の中で、MAO FILMSが選ばれ続ける理由は何だと思いますか。

一つは、長野を拠点にしているからこその距離の近さとレスポンスの速さです。ご相談いただいた際にすぐ状況を確認できたり、直接伺って打ち合わせができたりするのは、地域密着だからこその強みです。もう一つは、企業や自治体のことを深く理解した上で制作すること。表面的な情報だけで構成を考えるのではなく、事業の背景や目的、課題、伝えたい相手まで丁寧に伺って、その企業らしさが伝わる表現を考えています。「何か発信したいけれど、何を作ればよいか分からない」という段階からのご相談も多いんです。例えばキャンプイベントのダイジェスト・PR映像では、「イベントの魅力を伝えて来場につなげたい」という段階からお話を伺い、会場を巡るワクワク感や出店者の個性が伝わる見せ方を企画からご提案しました。お客様からは「意図をくみ取って提案してもらえた」「想像していた以上の形にしてもらえた」という言葉をいただくことがあり、同じ目線で目的を共有して伝え方を一緒に考えることが、次のご依頼やご紹介につながっているのだと思います。

── 仕事をする上で「ここだけは譲れない」という一線はありますか。

お客様にとって成果が期待できない提案はしない、ということです。ご相談時に希望されている方法が、目的に対して最適とは限りません。以前、既存の映像を「もっと良くできないか」とご相談いただいたとき、内容を確認すると、映像を作り直すよりも掲載ページの見せ方や導線を改善した方が効果につながると感じました。それで新たな映像制作ではなく、Webページの構成を整える方向をご提案したんです。お客様には、単に追加の制作を勧めるのではなく目的に合った方法を考えたことを喜んでいただけました。せっかく費用と時間をかけていただく以上、「作ったけれど活用できなかった」という結果にはしたくない。目先の受注より、お客様の期待を守ることが、長く信頼していただくために最も大切だと考えています。

── 映像・写真・Web・SNSの「一気通貫」は、実際にどんな違いを生みますか。

企業ブランディングの案件で、映像制作・写真撮影・Web制作をまとめて担当した事例があります。別々の事業者に頼む場合、各社への説明やスケジュール調整、表現のすり合わせをお客様自身が行わなければなりません。MAO FILMSでは最初のヒアリングで企業の想いや強み、持ってもらいたい印象を整理し、その共通の方向性をもとに映像・写真・Webを一つのブランディングとして設計しました。同じ方針で制作するので、雰囲気やメッセージに統一感を持たせやすく、窓口も一本化できます。単に複数のサービスを提供しているというより、企業の魅力をどう伝えるかを軸に、必要な手段をまとめて考えられることが大きな違いだと思っています。

── お客様からよく言われる言葉はありますか。

「相談しやすい」という言葉です。映像やWeb制作は専門的な言葉や工程が多く、「何をどう頼めばよいか分からない」と感じている方も少なくありません。だから、最初から内容が固まっていなくても気軽に話していただける雰囲気づくりを大切にしています。「まだ何を作るか決まっていないけれど相談してもよいですか」というご連絡も多く、雑談に近いところから課題や目的を整理していくこともあります。「専門的なことが分からなくても相談できた」「話をしながら考えを整理できた」と言っていただけることは、特に印象に残っています。

── 趣味のキャンプや釣りが、お仕事に生きていると感じることはありますか。

あります。好きな分野だからこそ、自然と得意な撮影領域になっている感覚です。特にキャンプは、普段から多くの映像や写真を見ていますし、道具や空間づくりにも興味があるので、「この道具はどんな場面で魅力が伝わるか」「どの時間帯や光で撮ると雰囲気が出るか」という着眼点を持ちやすい。キャンプ用品なら、商品単体ではなく実際に使っている場面や自然の中に置いたときの佇まいまで表現することで、その道具を使った先の体験まで想像してもらえます。キャンプ場の撮影でも、朝の静けさや夕方の光、焚き火を囲む時間など、その場所で過ごしたときに感じられる空気まで映像にしたいと考えています。好きだからこそ追求できる視点は、自分の強みの一つだと感じています。

05良い映像を、作って終わりにしない

── いま一番頭を悩ませている経営課題は何でしょうか。

良い映像を作った後に、それをどう広く届けて成果につなげるかという広報の部分です。企画から編集までこだわって仕上げても、発信の仕方が十分でなければ見てもらえる方は限られます。印象に残っているのは行政に関わる映像案件で、完成した映像自体は非常に良いものになったのですが、納品後はホームページやYouTubeに掲載されたきり継続的な発信が行われず、再生数が数百回程度にとどまってしまいました。再生数だけが映像の価値ではありませんが、多くの方に知ってもらうことが目的の映像なら、掲載するだけでなく「見てもらうための行動」まで設計する必要があります。どれだけ良い映像を作っても、届ける仕組みがなければ十分な成果にはつながらない。制作前の段階から、完成後に誰へ、どの媒体で、どう届けるのかまで一緒に設計することが必要だと考えるようになりました。

── その課題に対して、いま取り組んでいることはありますか。

SNS運用支援サービスを始める準備を進めています。ただ正直に言うと、まだ大きな実績がある段階ではありません。これまでも納品時にSNSでの活用方法や短尺動画への展開をご提案することはありましたが、継続的な運用や広告運用まで含めて成果を検証しながら支援する取り組みは、これから本格的に進めていく分野です。まずは自社での発信やお客様への支援を通して、どんな投稿や映像が反応につながるのか、どんな体制なら企業側の負担を減らせるのかを検証していきたい。SNS運用には継続性や分析、マーケティングの知識も必要なので、分からない部分を曖昧にせず、必要に応じて外部の専門家とも連携しながら、サービスとしての精度を高めていきたいと考えています。

── どんな方と連携したいと考えていますか。

マーケティングを専門にされている方や、企業・商品のブランディングに長けている方です。企業ごとに誰へ何を伝えるべきかを整理する方法、ブランドとしての見せ方、SNSの媒体選び、広告の活用、効果測定の考え方などを相談したいです。単にSNSの投稿作業に詳しい方というより、企業の課題や強みを整理して、ブランディングやマーケティング全体の視点から発信を設計できる方と連携したい。お互いの専門性を組み合わせることで、映像を作って終わりにせず、より効果的に届ける支援ができると思っています。

── 中期的な視点で、不安に感じていることはありますか。

一番大きいのは、AIの進化によって、これまで身につけてきた制作技術の一部が急速に陳腐化していく可能性です。単純な編集作業や素材の生成、テロップ作成などは今後さらに自動化が進むと考えていて、「技術的に映像を作れる」というだけでは選んでいただく理由が弱くなるかもしれません。ただ、AIを否定的に捉えているわけではなく、企画の検討や編集の効率化など、活用できる部分は積極的に取り入れていきたい。その上で、企業の背景や課題を理解すること、現場で人とコミュニケーションを取りながら魅力を引き出すこと、何を伝えるべきかを判断することは、今後も人が担う価値として残ると思っています。AIで制作の効率が上がれば、その分、人にしかできない部分により多くの時間を使える可能性もある。変化を脅威として見るだけでなく、制作のあり方を見直す機会として活用していきたいです。いま感じている課題は、映像制作を続けることへの不安というより、MAO FILMSが次の段階へ進むために向き合うべき課題だと捉えています。

06長野で働きたい人を増やすコンテンツを

── 今後「これをやってみたい」と思っていることを教えてください。

映像やコンテンツ制作を通じて、長野県が抱える地域課題にアプローチしていくことです。『LOVE SWITCH』は恋愛やドラマというエンターテインメントの形を取りながら、長野の魅力や地方で暮らすことといった地方創生のテーマも扱っています。この経験を通して、映像には、地域の課題を堅い形で説明するのではなく、多くの方が自然に興味を持ち、楽しみながら考えるきっかけをつくる力があると感じました。長野県では今後、人口減少や若い世代の県外流出、働き手不足がより大きな課題になっていくと考えています。企業紹介や採用動画を作るだけではなく、県内で働く人や挑戦している企業に焦点を当てた番組やドキュメンタリー、若い世代が長野で働く未来をイメージできるドラマやWebコンテンツなど、見る方の心を動かし、実際の行動につながるものを作ってみたい。行政や地域の企業、教育機関とも連携しながら、地域全体の魅力や仕事を継続的に発信できる仕組みにしていきたいです。

── それを実現するために、いま足りないと感じているものは何でしょうか。

大きく分けると、資金面での支援、ブランディングの力、メディアの力の3つです。地域課題を扱うコンテンツは、一社から制作費をいただく通常の企業PRの形では成立しにくい場合があります。継続的な番組や映像シリーズとして育てるには、企画に共感していただける企業や団体からの協賛が必要です。次に、良いコンテンツを作るだけでなく「この企画は何を目指し、誰にどんな価値を届けるのか」を明確にして、一つのブランドとして育てていける方との連携。そしてもう一つが、届ける力です。具体的には、地元のテレビ局と連携できればと考えています。テレビ局は地域で長年築いてきた信頼と発信力を持ち、若い世代だけでなく企業や行政、保護者世代まで幅広く届けられる存在です。『LOVE SWITCH』の経験からも、MAO FILMSが企画や映像制作を担い、テレビ局の持つ地域とのネットワークや発信力を掛け合わせることで、放送を起点にWebやSNS、イベントへ展開する継続的な発信ができると感じています。映像を作る力は自分たちが担えます。その企画を社会に広げて継続できる形にするために、協賛企業、ブランドを一緒に作る専門家、発信力を持つメディアと一つのチームをつくりたいです。

── 5年後、MAO FILMSはどんな姿になっているのが理想ですか。

単に映像を受託制作する事業者ではなく、長野県の企業や地域が抱える課題に対して、企画や発信の段階から一緒に取り組める存在になっていたいです。今のように一社一社の魅力を伝える仕事は大切に続けながら、地域の大きな課題にも映像やエンターテインメントを通じて継続的にアプローチできるようになりたい。私一人ですべてを抱えるのではなく、企画、撮影、編集、ブランディング、マーケティング、それぞれの分野に強い方とチームを組んで、より大きな企画を継続的に動かせる状態が理想です。ただし、組織を大きくすること自体が目的ではありません。規模が大きくなっても、気軽に相談できる距離の近さや、最初から最後まで責任を持って向き合う姿勢、映像の品質へのこだわりは失いたくない。「長野で映像やコンテンツを使って何か新しいことをしたい」と考えたときに、まずMAO FILMSへ相談していただける存在になっていることが理想です。

── 最後に、この記事を読む方へメッセージをお願いします。

今後の挑戦は、MAO FILMSだけで完結させるものではないと考えています。地域課題を扱うコンテンツは、行政、企業、教育機関、メディア、クリエイターがそれぞれの得意分野を持ち寄ることで、初めて継続的な取り組みになる。その中でMAO FILMSは、映像を通じて人の心を動かし、地域の魅力や課題を分かりやすく伝える役割を担いたいです。5年後の理想はありますが、最初から大きなことだけを目指すのではなく、今いただいている一つひとつのご依頼に丁寧に向き合い、信頼と実績を積み重ねていくことが、その未来につながると考えています。映像やWebのことが分からなくても、まだ何を作るか決まっていなくても、まずは気軽にご相談ください。今回の掲載をきっかけに、MAO FILMSの考え方や目指す方向に共感してくださる方と、新しいご縁が生まれればうれしいです。

会社概要

会社名
MAO FILMS
ご担当者
荒井 真生
所在地
長野市西之門町500-1 西の門ホワイトハウス 2F
事業内容
長野県を拠点に映像制作・写真撮影・Web制作・SNS運用を行っています。 テレビCMやプロモーション映像、採用動画、SNSコンテンツ、ホームページ制作などを通じて、企業やサービスの魅力を分かりやすく伝え、認知向上や集客、採用、ブランディングにつなげます。
創業
2022年
業種
サービス業(他に分類されないもの)
電話
09093576228
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